今日はドミノのThis business of loveをお送りします。
先週の金曜ロードショーでやってましたね。マスク。あの口を開けて大きく笑うところ、とても印象に残りますね。
歌うのはDomino。アメリカのど真ん中、ミズーリ州セントルイス出身のラッパーです。ラップの創世期から活躍しているんですが、ほかにもマスクをはじめ多くの映画に楽曲を提供してもいます。
今回の曲ですが、全然ラップではなくて、50年代のショービズの典型のような曲です。
映画「マスク」はジム・キャリーとキャメロン・ディアスのコメディ映画です。ジム・キャリー演じる内気な青年スタンリーが仮面を顔に着けると人格が変わってしまうというストーリーです。
そして、ナイトクラブでキャメロン・ディアスが演じるティナとの恋をおもしろおかしく綴った映画です。
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これはお金のためよ
私は気まぐれ
お騒がせはいつものことよ
マック・ザ・ナイフみたいなものね
あなたを一文無しにするのなんてサイコロを振るくらい簡単よ
だって私はそういう才能があるんですもの
私は色恋なんてビジネスよ
私は何でもそつがないのよ
繊細で礼儀正しいの
かわいいものも何でも持っているわ
だって私は色恋のプロなんですもの
ぶたれたことはないわ
でも誰も助けてもくれないの
私は色恋のプロなんですもの
若いうちからやってるから、あなたを楽しませ方はよく知ってるわ
過去を振り返ったりしない
私のアレは芸術的なのよ
なのに、あなたのハートじゃなきゃ私を救えないの
私が勝つはずだったのに
勝って「みんなありがとう!」って言うはずだったのに
あなたがいないと私はダメなの
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歌の歌詞に出てくるマック・ザ・ナイフというのはジャズのスタンダードナンバーでマックはカッコいいワルなんですね
色恋を商売にしているナイト・クラブの歌手、ティナが自由奔放なマスクになったスタンリーに惹かれていくという恋心を歌った曲です。
映画「マスク」でジム・キャリーは一躍スターになり、キャメロン・ディアスにとってはマスクはデビュー作でした。あの、目玉が飛び出したり顎が大きく下がったりはSFXを使った効果なんですけど、アメリカン・コミックのまんまの表現で、見ていて思わず笑っちゃいますよね。
今週は短くてすいません。